コンピュータミュージック&MIDI検定の教室

DTM教室・MIDI検定教室 ディジオー ミュージック スクール

MIDI検定講座

 

講師の体調不良に加え、「新型コロナウィルス両行」のため、現在、教室でのレッスン、講座は、休講とさせて頂いております。

メールによる「ネットレッスン」は、開講致しております。


なお、当教室では、「オンラインレッスン」、「オンライン講座」も開講予定しております。




MIDI検定とは


発展し続けるマルチメディア社会の中で文字や映像などと並び、重要な要素となっている音楽。その中心的な役割を果たしているのが、いわゆるMIDI規格です。



「MIDI」とは「Musical Instrument Digital Interface」の頭文字をとったもので、コンピュータと電子楽器(電子ピアノ、エレクトーン、サイレントアンサンブルピアノ、伴奏くん等)を結び、音楽情報を効率的に伝達する規格、これがMIDIです。
つまり、MIDIとは電子楽器同志または電子楽器とコンピュータが「会話」できる「世界共通の言葉」なのです。
MIDIを使えば、コンピュータで電子楽器を「意のまま」に扱うこともできます。

また、「着メロ」や「通信カラオケ」、「ゲーム、その他」で使われている「効果音」なども、まさしく「MIDIの産物」です。


MIDI検定試験は、MIDIを理解し活用できる人材育成のために、社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)より実施される「検定試験」です。


ところが、ここ数年というもの、技術的な著しい進歩に伴い、「音楽制作現場」の状況も、「MIDI知識」だけでなく「Audioの知識」も必須条件となってまいりました。


そこで、社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の方でも、「MIDI検定」の目的を「MIDIを理解し活用できる人材育成」から、更に発展させて「ミュージッククリエイタ育成のため」とし、「MIDI検定3級・2級内容」も大幅に改訂されました。


まず、以前、使われていた「MIDI検定3級・2級」のそれぞれの「ガイドブック」に代わって「ミュージック クリエイター ハンドブック(MIDI検定公式ガイド)」が使用されます。

これ1冊で、「1級〜3級」まで対応しており、「MIDI&Audio・コンピュータを活用した現代の音楽制作・DAWの知識、技術」を総合的に学べる「ガイドブック」となっております。



第1章:現代の音楽、楽器環境について
時代とともに変化する音楽の聞き方、音楽制作の歴史、現代の音楽制作のプロセス例など。



第2章:音楽制作ツールとセッティング
コンピュータの基礎知識、オーディオインターフェースの知識、DAW(DTM専用ソフトのことです)の基礎知識、DAW以外のソフトウェアとプラグインソフトウェア、音楽制作にまつわるその他のハードウェア、ケーブルとコネクターの種類など。



第3章:MIDI
MIDIの基礎知識、演奏に関するMIDIメッセージ(チャンネルボイスメッセージ)、GM音源とスタンダードMIDIファイル、MIDIメッセージの構造、チャンネルボイス以外のMIDIメッセージ、同期関連のメッセージ、その他のRPなど。



第4章:音響学
音の大きさ、高さ、音色、音程と音階、音律、デジタルオーディオの知識、シンセサイザーの知識など。



第5章:オーディオ
録音、波形編集、ミキシング、エフェクトの知識、ミックスダウンの知識、マスタリングなど。



第6章:音楽理論とMIDIによる表現方法
基礎的な音楽理論、コードの知識、MIDIデータにおける演奏表現、MIDI検定2級実技試験、MIDI検定1級試験の概要とポイントなど。



第7章:リリースと著作権
メディアへの固定、音楽配信の実際、著作権とは、音楽にまつわる著作権、様々な利用形態と実例など。



このように「新MIDI検定」では、これまでの「MIDI検定の知識」に加え、「音楽再生、音楽制作の歴史」、「コンピュータ、オーディオインターフェース、DAW、エフェクター等の基礎及び高度な知識」、「オーディオの知識」、「楽典、コード理論の知識」、「ミキシング、マスタリングの知識」、「著作権の知識」等、「ミュージッククリエイター」として、絶対に習得しておくべき「より高度で深い音楽制作知識」を身につけていただく内容となっております。

これからの、「ミュージッククリエイター」は、限りなく「生音楽、生演奏」に近いクォリティーの「音楽データ制作」ができるだけの「技術、知識、音楽的感性、センス」等を身につけておく必要があるのです。


「3級検定」では、上記内容から「基礎的な部分」の抜粋、「2級検定」では、上記内容「全て」ということで、区別されています。


また、「MIDI検定2級2次試験(実技試験)のスタイルも、この度、大きく変わりました。


「4級検定」に関しましても、2017年5月20日より、約9年ぶりに、内容の一部が改訂され、「ガイドブックの名称」も「ミュージックメディア入門」から「ミュージッククリエイタ入門」に改められました。

内容は:


1章 「DAWと音楽制作」
1-1 コンピューターで広がる音楽制作の世界
1-2 MIDIデータとオーディオデータ
1-3 目で見るMIDIデータ、オーディオデータ
1-4 DAWを中心とした音楽制作システム



2章 「MIDIの知識」
2-1 MIDIについて
2-2 MIDIメッセージの仕組み
2-3 GM音源とスタンダードMIDIファイル
2-4 GM1の音色(1)
2-5 GM1の音色(2)
2-6 GM音源のドラム音色
2-7 アコースティック楽器、電気楽器、電子楽器
2-8 電子楽器とシンセサイザー



3章 「ケーブルとコンピュータの知識」
3-1 接続端子とケーブル
3-2 コンピューターの構成と仕組み
3-3 ファイルの扱いと外部ストレージ
3-4 タブレット・スマートフォンを使用した音楽制作



4章 「オーディオの知識」
4-1 音の基本知識
4-2 録音の仕組み
4-3 サンプリングの仕組み
4-4 オーディオファイル



5章 「楽譜の知識」
5-1 楽譜の読み方(音の高さ、長さなどに関する基本知識)
5-2 楽譜の読み方(演奏に関する基本知識)
5-3 音程と音階
5-4 コードの知識



6章 「著作権」
6-1 著作権と著作隣接権
6-2 著作物の利用とパブリックドメイン
付録 「DAWの操作体験」




更に、2010年より「MIDI検定1級試験」が設立され、「受験可能対象者」は「MIDI検定2級ライセンス取得者」となります。


当教室では、
「MIDI検定4級取得講座」をはじめ、毎年12月、全国一斉に行われる「MIDI検定3級・2級1次試験」のための「集中対策講座」「10月〜11月」の2ヶ月に渡り開講いたします。
「MIDI検定3級・2級1次試験のポイント」等を、「短期間に集中的に勉強、習得して、その年のMIDI検定試験に備える」という方には、この「2ヶ月集中対策講座」がお奨めです・

また、「今は特にMIDI検定の受験は考えていないが、将来は受けてみたい」、「MIDI検定試験に関係なく、とにかくMIDI検定3級・2級1次の勉強をしておきたい」、「MIDI検定は受験するが、集中講座の形ではなく、ゆっくり、じっくり、マイペースで勉強して、しっかり理解した上で、MIDI検定試験に臨みたい」

こういった方には「MIDI検定通常講座」を用意しております。


こちらは、「入会随時」です。

講師宅(大阪府堺市柏木町)まで通える方は、是非、いらして下さい。


詳しくは各講座をクリックしてください。



ご不明な点はメールにてお問い合わせ下さい。


皆様の受講、心よりお待ちいたしております。



なお、一旦納めて頂いた「受講料」は、一切返却いたしませんのでご了承ください。